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No1278:幻想組曲その26-赤手巻き寿司



 ぎゅっとされた


 あなたの身長のが、大きいのですが。



 モリモトの案内で、山肌を掘りぬいた様な建物へ入る。

 そこでいきなり、親しげに抱きつかれちゃったけれど。

 僕は、この人のことを知らないです。誰ですか。



 え?このお姉さんが斎主様なの?

 えーっ?めちゃくちゃ若くて美人じゃないか。


































































 着替え中だそうです



 斎主様は、僕の母さんと叔母姉さんの従姉妹らしい。



 その昔、女王位継承の際に、3人で協議を行ったことや、

 叔母姉さんが、"ハス姉"と呼んでいることから考えても、

 こう見えて、なかなかいいお歳なのだろう。



 母さんといい、叔母姉さんといい、

 うちの家系はどうなっているのか。

 若さを保つ秘薬を、王家で密造しているとしか思えない。

















 挨拶を済ませた後に、さっそく儀式の準備にとりかかる。



 どうやら、リムは着替えなければならないようで、

 男連中は全員、外へ締め出されてしまった。

 見張り役にリオンちゃんをつけるあたり、徹底している。



 仕方が無いので、街をぶらぶら散策しつつ、

 時間を潰すことにした。











 ルナスは、さすが聖地というだけあって、幻想的だ。

 背後に山となっているので、緑も多く空気も美味しい。

 砂金の流れる川は、輝いていてとても綺麗だ。

 それが滝として流れ落ち、飛沫となって街を覆っている。



 うーん。お仕事じゃなくて、遊びで来たい街だね。



 ・・・と、いい気分で散策していたのに。

 「チッ」っと舌打ちをされ、住民に睨まれてしまった。



 どうやら、過去の女王位継承のイザコザもあって、

 全員が全員、僕たちを歓迎しているわけでは無さそうだ。



 不満があることは聞き入れるが、だからといって、

 もう過去のことだし。次期女王はリムなんだし。

 寛容な心で、受け止めてあげて欲しいものだ。



 王族の一人として、僕のなんと無力なことか。



 いたたまれない気持ちとは、こういうことを言うのか。

 舌ったらずなので、噛んでしまって言えないが。



 本当に、いたらまねらい。



 つづく





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【2008/07/13 16:00】 | 幻想組曲 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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